大石田町立歴史民俗資料館
【住所】〒999-4111 山形県北村山郡大石田町大石田乙37-6
【電話番号】0237-35-3440
【営業時間】10:00~16:30
【定休日】毎週月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始、展示替えの休館
【料金】大人200円、学生150円、小中生100円
【駐車場】あり(3台分)
【注意】
- 「聴禽書屋」は撮影可ですが、資料館内の「展示室」は撮影禁止です。
斎藤茂吉など町にゆかりがある文学者や芸術家の作品のほか、郷土の歴史資料を数多く展示しています。
斎藤茂吉の魅力を一言で言えば「多才」
斎藤茂吉(1882~1953)
山形出身。東大医学部卒。本業は精神科医。正岡子規の写生説を発展させ、「実相観入」を説いた。業績は歌作に留まらず、研究・評論・随筆等がある。代表作『赤光』 pic.twitter.com/snCXvm2nvb
— ひげ紫呉 (@n_a0109) March 4, 2014
精神科医であり、書家であり、画家であり、そしてアララギ派の歌人でもあります。
作風は師・伊藤左千夫属する根岸派から受け継いだ「万葉調」、正岡子規より踏襲した「写生」が特徴と言われています。
これを読むと母親に会いたくなるとも言われている斎藤茂吉の「赤光」
また、日本最古の歌集である万葉集への導入テキストと評される「万葉秀歌」
機会があれば手に取りたいものです。
資料館の隣には斎藤茂吉が終戦後約2年間居住した、渋い木造建築「聴禽書屋(ちょうきんしょおく)」が保存展示されています。
茂吉さんが過ごした庭園を眺めながら、畳が敷かれた縁側でのんびりしませんか?