尾去沢鉱山

2023年1月7日


【住所】〒018-5202 秋田県鹿角市尾去沢獅子沢13-5
【電話番号】0186-22-0123
【営業日】夏季(4/1~10/31)9:00~17:00 冬季(11/1~3/31)9:00~15:30
【定休日】年中無休
【料金】観光坑道見学コース:大人1000円、純金砂金採り体験:大人800円(ほか体験メニューあり/詳細は公式サイト
【駐車場】550台(無料)

  • 車:東北自動車道鹿角八幡平ICから10分
  • 高速バス:盛岡駅前より大館行き高速バスで1時間30分 鹿角花輪駅下車
  • 鉄道:花輪線 鹿角花輪駅よりタクシーで10分

 

【注意点】

  1. 道路状況は良く車でカンタンに訪れることができますが、「鉱山」なので山間ですから坑道内では携帯電話は圏外になります。
  2. 無料駐車場から尾去沢鉱山入口まで数百メートルの坂道になっており、隣接駐車場は有料です。歩きやすい靴がオススメです。
  3. 洞窟内は雨漏りもあってカビが生えている場所もあります。敏感な人はマスクの準備をオススメします。
  4. 坑道内には簡易の緊急用トイレしかありません(出口にはちゃんとしたトイレがあります)。入場前に用を済ませることをオススメします。

江戸時代は南部藩の金山・銅山として、明治以降は銅鉱産地として日本の産業を支えてきた日本最大級の鉱山である「尾去沢鉱山(おさりざわこうざん)」。奈良の大仏様もこの尾去沢鉱山で採掘した金を使っているそうです。

昭和53年に閉山しましたが、秋田の鉱山の歴史を知ることができる貴重な産業遺産として、総延長800kmの坑道のうち1.7km(約40分)を公開しています。

江戸時代に使われていた道具から、近代まで使われていた発掘機器がそのまま生々しく展示・整備されている「地下都市」なので(料金が1000円と割高なのはこれらの発掘機器の維持費がかかるため)、歴史好きな人は満足すると思います。

坑道内は天然の鍾乳洞と同じく常に気温13℃なので、冬季は暖かく(メガネが一瞬で曇ります笑)、夏季は涼しい(むしろ寒いくらい?)環境で快適に見学できますが、坑道内は雨漏りで濡れているので歩きやすい靴での見学がオススメです。

見学コースはシュリンケージによる採掘跡が広がっており、当時の鉱山事務所や飯場、火薬庫などのほか、ワインの貯蔵庫もありますし(希望すれば有料で保管を受け付けてくれます)、コースの最後では手掘りで作業した江戸時代の旧坑道も回ることができます。

ちなみに、見学コースに設置されている人形(マネキン)がリアルですし、またコウモリもいるので、薄暗い坑道ではビックリするかもしれません(だからタイマツしかない時代は相当コワかったのでは?)。

見学コースを歩いて最後にエスカレーターで戻りますが、タイムマシンで現代に戻る感覚になります。最後はお土産を販売しているコーナーですが、ここでは尾去沢鉱山オリジナルの「黄金稲庭うどん」がよろしいかと・・・

尾去沢鉱山の公式サイトはコチラ>>

 

敷くだけで体のバランスを補正するので「歩きやすい靴」がさらに歩きやすくなるインソールです。無料駐車場からの坂道や、雨漏りで濡れた坑道を歩く「尾去沢鉱山」の見学によろしいかと・・・